退職代行サービス非弁系と法律事務所弁護士事務所系の違いは？

こんにちは。

退職代行サービスを使おうとした場合に最近はサービスの提供会社が多く迷いますよね。

例えば

有給消化、給料支払いなどの交渉をしてもらえるのか？
会社と揉めたときはサポートしてくれるのか？
懲戒解雇にされると言われたときは？

などなど。。。

気になる点や心配な点がありますよね。

ご想像の通り退職代行の選び方であなたの退職時のトラブルが起きる可能性や、手続きのスムーズさが決まります。

選び方を間違ったばかりに結局会社に自分から連絡をしなくてはいけなくなったり、損害賠償を請求されているというケースもあります。

この記事を読むことで是非あなたも退職活動をトラブル無しでスムーズに進めてください。

退職代行サービスは大きく2つ

退職代行サービスは大きく2つに分けることが出来ます。

それは

弁護士が所属していない非弁系の退職代行サービス

と

法律事務所や弁護士事務所が運営し、
弁護士がサービスを提供する退職代行サービス

です。

この2つのサービスの違いは何でしょうか？

退職代行サービス提供者による違いとは？

弁護士がいない非弁系の退職代行サービスと、法律事務所や弁護士事務所が提供する退職代行サービスの一番の違いは

『会社と交渉を行えるかどうか』

です。

弁護士がいない非弁系の会社は、依頼者の退社の意思を伝えるだけです。

例えば有給消化の問題や給与の未払いに対しては、支払いの希望があるということは伝えられますが、それを拒否された場合は会社と交渉をすることが出来ません。

他にも損害賠償請求や懲戒解雇を伝えてきた際に対応が出来ません。

弁護士がいない非弁系の退職代行会社は、会社と交渉を行った時点で非弁行為とみなされ違法行為になってしまうんですね。

法律事務所、弁護士事務所が退職代行でできることは？

非弁系の会社に対して法律事務所、弁護士事務所は有給消化の件などを会社と交渉することが出来ます。

よって、

有給消化や給料支払いの交渉をして欲しい
必要な書類も作って欲しい
訴えられる心配や懲戒解雇の心配から開放されたい。

という場合はより安心してお願いすることが出来ます。

非弁系の退職代行サービスのメリットは？

では非弁系の退職代行サービスを使うメリットはあるの？
となりますよね。

非弁系の退職代行サービスを使うメリットはズバリ

『価格』

です。

法律事務所、弁護士事務所系のサービスは交渉等をお願いしない場合でも15万円程度の金額がかかることが多いですが、非弁系のサービスですと最も安いもので2万円台の金額でサービスを提供してもらうことが出来ます。

これから会社をやめようと考えていて、金銭的に不安もある状況だとこの違いはかなり大きいことが予想できますよね。

法律事務所、弁護士事務所と非弁系の退職代行サービスをどうやって使い分けるのかという点がサービスをお願いするときに重要な要因になってきますね。

他にもフットワークが軽く短時間で解決しやすいというポイントもあります。（24時間対応、即日対応の会社もあります。）

退職代行非弁系と法律事務所系使い分けまとめ

非弁系と法律事務所、弁護士事務所系の退職代行サービスの大きな違いが、非弁系の退職代行が会社に対して交渉できないのに対して、法律事務所、弁護士事務所は会社に対して交渉を行える点です。

よって、

・有給消化や残業代請求などの交渉を行ってほしい。
・ 損害賠償請求、懲戒解雇など今の会社がごねてきそう。

という場合は法律事務所、弁護士事務所の退職代行サービスを使う。

こういった交渉を使用する可能性がほぼ無く