こんにちは。

僕はいくつかの会社で退職をしていますが、退職時に気をつけなくてはいけないと思っているものがあります。

それは

引き止め』

です。

退職を考えると貯金の心配や、次にちゃんとした職場が見つかるかなど不安になるものです。

そんな不安定な時期に強い引き止めを受けると、決意が揺らぐことは結構あります。

しかし、引き止めは対応を間違えるとあなたを不幸にするものなので、退職時に引き止められたときには気をつけるようにしてください。

今回は僕が経験した退職時の引き止めについてのお話です。

引き止められたときの正直な感想

退職代行 引き止め

僕がある会社で退職の意思を伝えたときのことのお話です。

そのときには僕のいた部署の人員が少なかったこともあって、社長直々に引き止めをされました。

それでも引き止めは断っていました。

その後どうなったかと言うと、親会社の役員に呼ばれて引き留められました。

平日の昼間に新幹線に乗って親会社にまで行き、豪華な役員室に通されると役員が2名待機していて、一生懸命話しをしてくれました。

内容としては親会社に来て一緒に働こうという内容でした。

もちろん嬉しかったですよ。

最初の1時間くらいまでは。。。。

『ああ、俺必要とされてたんだな-』

って思いました。

でもその後が地獄でした。

地獄だった引き止めの現場

親会社の役員がとにかく諦めないんです。

はじめは穏やかに話をしていたのですが、僕があくまでも退職をしたいと伝えると

『今の状態で他の会社にいってもうまくいかない』

『何がそんなに気に食わないんだ』

『俺がこれだけ頼んでも駄目なのか』

などだんだんハードな感じになっていきました。

そして、会議室で4時間ほど、その後飲み屋に場所が移って、もう一人役員が追加されて引き止め工作が続き

『うちに来い』

『すみません。無理です。』

という不毛なやり取りが7時間位続きました。

かなりきつかったです。

飲みの席をあれほど長く感じたこともなかなかないですね。

なぜ僕は会社に残ることを必死で辞退したのか?

退職代行サービス 引き止め

引き止めの際に僕に出された条件は下記の通りです。

  • 親会社でそれなりのポストを準備
  • 働くに際しての最大のバックアップ
  • 給料アップ
  • 引越しの費用、家賃の補助

こういった良い条件を出されました。

でも、そんなものこうなる前に提示してくれよ。と思ったし、一時的に良い条件にするだけで、絶対あとあと理由をつけて普通の条件に戻すだろうなという感じもしました。

大体上司は一度辞めると言ったことを絶対忘れません。

実際僕の周りでも一度退職を伝えて、その後も良い状況で会社にいれる人はかなり少ないです。

大体はなにかしらの理由をつけられてもとの条件に戻っています。

引き止めの材料に条件を出しただけで、そのままその条件を継続し続けたら他の社員にも示しがつかないので、結局落とされるだろうなと思います。

よって、一時の引き止めに気を良くして、会社にとどまるというのは辞めたほうが良いです。

引き止めた役員にメールを出すと驚きの対応が

実際僕はその引き止めを受けた後、引き止めを行った3人の役員にお礼のメールを出しました。

結果僕のお礼のメールに返信をしてきた役員は一人もいませんでした。

もちろん返信する義理もないかもしれないですが、あれだけの引き止めをしておいて、その本人がそれに応じるつもりがないとわかったら、もうなんのアクションもしないわけです。

役員の方は非常に忙しい方たちだと思いますが、僕も暇ではありません。

次の就職先も探さないといけなかったですしね。

そういった対応をする人間が権力を握る会社に残っても、先が知れていますよね。

なので引き止めを受けた際には嬉しかったですし、もし僕の決意がそこまで固まっていなかったら揺らいでいた可能性もありますが、本当に引き止めを固辞して良かったとその時再確認しました。

全ての会社が僕の前の会社と同じようなことではないとは思いますが、僕の周りの退職経験者と話しをすると、多くの方は大方こういった対応を受けています。

あなたも退職を検討する際には引き止めには気をつけたほうが良いですね。

最短で引き止めを回避する方法

こういった引き止めを回避する方法としては、退職代行を利用するというのも一つの方法ですね。

僕のように自分で伝えるというのも一つの方法ですが、正直かなり面倒なことになりがちです。

結局僕の引き止めに動いた役員も、自分たちの労働力を確保するためだけに動いていた、という事がその後の対応でわかりましたし。。。

よって、そういったことが面倒だという場合は、退職代行サービスを利用するというのも一つの選択肢としてあってもいいと思います。

引き止めをされるくらいであれば懲戒解雇を言い渡されたり、損害倍書を訴求されるといった交渉事が必要なケースはほぼ無いと思います。

そういった交渉事が必要ないケースは弁護士に退職代行サービスをお願いする必要が無いので、3万円前後という低コストで依頼をすることが出来ます。

会社に言いづらいとか、いくら退職の意思を伝えても受け入れてもらえないという場合は退職代行サービスも一度見てみると良いですね。

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